某テレビ局の取材を受けました
某テレビ局の取材を受けました。テレビと言ってもカメラなどは入らず、ディレクターさんのヒアリングのような取材です。
小一時間ほど質問にお答えしたわけですが・・・
私のグレイヘアに対する姿勢は「メディア的には役に立たない」のではないかと痛感しました。
テレビとしては、グレイヘアに至る動機や悩み、周囲の視線に対する葛藤・・・みたいなモノが欲しいのだと思うんですね。まさにこのブログタイトルのように「格闘」しているグレイヘアの人から話を聞きたいんじゃないかと。
ところが、私ときたら
★グレイヘアにしようと思ったキッカケは?
カラー専門店で顔面に染料をつけられてイヤになった。
★伸びるまでの間に悩んだことは?
あまり悩んでいない。まだ完成もしてないし。
★帽子とかは被りましたか?
買ったけど、そういや最近被ってないや。
★職場で何か言われませんか?
まったく(笑)
★ご両親も白髪が多かったのですか?
母は早死にし、父は禿げたのでわかりません。
★担当の美容師さんは何か言いませんか?
まったく(笑笑)ヘアスタイルのオーダーすら聞いてくれないのに。
他にもいろいろ聞いていただいたのに、まぁ、なんということでしょうね、この「こんなもん、どないしてテレビ番組にすんねん」的な回答のオンパレード!(笑)
せっかくはるばる大阪から私の地元までお越しいただいたのに、なんか申し訳ない気持ちにすらなってしまいました。
動機すらカジュアルでもいいじゃない?
もともと私は無精者だし、人目とかどうでもいいと思っているタイプです。私が白髪全開になっちゃったら、陰口とか叩かれるんかしら(笑)とか考えることもありません。
また、ファッション的にも、グレイヘアにはカジュアルは似合わないという説が横行してるみたいなんですけど、それだってどうでもいいと思っています。似合おうが似合わなかろうが、私はジーンズなどのカジュアルなカッコが好きですし、パンプスは冠婚葬祭以外には穿くことはありません。
どう見られるか云々の部分だけではなく、そもそも「グレイヘアにしちゃおう♪」と思った動機も、直接的には先述の「染料顔面付着事件(笑)」や、数年前には薬剤が染みて辛かったこともありましたが、
「染めるのめんどくさい」
というのが一番大きいんですよね(笑)
グレイヘアに挑戦してみよう! という動機すらカジュアルなのです。さらに、ちょうど流行もしてるし(笑)エエやん、エエやん、やってまえー! というノリ。
・・・というわけで、ホント、メディア的には「誰が興味あんねん!」な私ですが、こういう動機でグレイヘアに踏み出す人もいるんだよ〜、ということも、まぁ知っていただいても良かったのかな、と無理矢理自分を納得させましたとさ(笑)