グレイヘアをカジュアルに楽しむ

平成30年9月1日に白髪染めを卒業し、平成31年4月19日にグレイヘア完成しました。約七ヶ月の育成記録とグレイヘアにまつわるあれこれを、のんびりと綴っています♪(旧:白髪姫と七ヶ月の格闘たち)

【恋の初夢】グレイヘアに抵抗がなかった理由

明け方の夢は

 明け方に、夢を見た。

 なかなかのイケメン紳士が、私の横で微笑んでいるのである。どこにいるのか、何をしているのかはわからない。

 というか、貴方、誰?

「あ」

 最初は、なんだか似ているなと思った。そしてすぐに、あれからの歳月に思いを致した。そうか、もう20年になるのだもの。

 あの頃大好きだった彼は、私が言うのもナンだが、私のことが本当に大好きだった。

「ぐっちゃん」

 と呼ぶそのイントネーションが、ほかの友人の誰とも少しだけ違って、でもその違いこそが彼を際立たせているように感じていた。完全なる思い込みだが。

 イントネーションだけではなく、顔立ちも日本人とは違っていたような気がする。ハーフでもクォーターでもなかったのに。

 名付けるなら、ぐっちゃん大好きの、ぐっちゃんスキー氏。ドストエフスキーっぽく呼ぶなら(つか、ドストエフスキーっぽくって何だ。笑)グチャンスキー氏。彼のメールには、慌てて打っていたのか、よく「ぐっちゃん」の「っ」が抜けていることがあったし「っ」を抜いた方がよりドストエフスキーっぽくなるので(つか、ホントに、ドストエフスキーっぽくって以下ry)グチャンスキー氏ということにしておこうと思う。

 

 

おばあちゃんになっても

 グチャンスキー氏とは3年ほど付き合って、そして別れた。私がフラれたのだ。だけど付き合っている間は、本当に私のことを大切にしてくれていた。

「ぐっちゃんは、おばあちゃんになっても、きっと可愛いよ」

 とよく言ってくれたものだ。

 夢の中の彼は、おじさんと呼ぶには失礼なくらいまだまだ若々しかった。あれから20年経っているけど、当時からお酒はほとんど飲まなかったし、煙草にいたっては私と付き合い始めたことでスッパリと禁煙してくれた。これは大の煙草嫌いである私的には、本当に嬉しかったし、彼は老ける要素をほとんど持ち合わせていなかった。

 元々痩せ型だったし、あれから20年、夢の中のハナシとは言え本当に当時のグチャンスキー氏に20年の歳月をかぶせてみたところで、まだまだ四十路前半なのである。そう、実はめちゃくちゃ年下彼氏だった。

 ふと、今、本当に、このグチャンスキー氏と再会することがあったらどうだろうか、と思った。再燃したいとか、そういう意味ではなく。お互いの近況を語りあうような、そんなひとときを持てたら、と。

「ぐっちゃんは、おばあちゃんになっても、きっと可愛いよ」

 とずっと言ってくれていたグチャンスキー氏は、今の私のグレイヘアを見てどう思うだろう。

 

グレイヘアに抵抗がなかった理由

 グレイヘアにしようかどうか迷っている女性が、やはり染めなければ、と思う大きな理由のひとつに「同窓会への出席」があるという。同い年の友人たちが、みな綺麗に装い集う華やかな場に、白髪をむき出しにしたまま出席するのはためらわれる、ということだ。

 まして私のこの場合、元々私の年齢のほうが一馬身以上リードしているわけで、もし再会する機会があるのなら、できる限りの若作りを施さなければ・・・と、実は全く思わない。

 これは、強がりでもなんでもなく、本当にそう思う。

 付き合っていた当時のほうがむしろ、私は周囲から「絶対に10歳以上若く見えるよ」などと言われ(たとえ忖度でも。笑)彼からも「可愛い」と言われ続けていたにもかかわらず、常に自分の方が年上であることを気にしていた。老けて見えるようなことは絶対に避けなければならなかった。

 いくら結婚願望が皆無だったとはいえ、その頃はまだ女を売りに出していたからだ、という理由はもちろん否めない。

 けれど、おそらく今の方が「可愛い」とか「おばあちゃんになっても云々」という言葉を素直に受け取れそうな気がするのだ。

 グチャンスキー氏と会うことは、夢以外ではもうないとは思うが

「ぐっちゃんは、おばあちゃんになっても、きっと可愛いよ」

 という言葉を三十路なかばの私に贈ってくれた、当時まだ二十代だった彼の感性や想いに、心から感謝している。私がグレイヘアにほとんど抵抗を感じなかったのは、彼のおかげである部分がかなり大きいと思うからである。

 

グレイヘアをカジュアルに楽しむ

 

 ・・という初夢を見ましてん(笑)

 吉夢っぽくて、甘酸っぱくて、なんか幸せだわ。明け方の夢は叶うというし。何が叶うのかよーわからんけどw