グレイヘアをカジュアルに楽しむ

平成30年9月1日に白髪染めを卒業し、平成31年4月19日にグレイヘア完成しました。約七ヶ月の育成記録とグレイヘアにまつわるあれこれを、のんびりと綴っています♪(旧:白髪姫と七ヶ月の格闘たち)

グレイヘアブームって一過性のモノと思われるかもしれないけど

グレイヘアの神様?(笑)

 不定期ではあるが、こちらの温泉施設には本当にお世話になっている。先日も、少し悪化していた腰痛を癒すため訪れたのだ。

 

 

 相変わらず人生の大先輩方の坩堝である(笑)

 前回と違ったのは、この日はグレイヘアな方が話題の中心になっていたこと。といっても別に、その方が「白髪染めなんかやめなさいよ!」とふんぞり返っていたわけではない。上品なベリーショートのグレイヘア女性が静かに入浴されていたのを、周囲のお姉様方が

「キレイですね!」

「もう染めないのですか?」

 と質問攻めにしていたのである。

 こんなエエ場面に遭遇できるやなんて、私、グレイヘアの神様に愛されてるのかしら(笑)などとワケワカラン感動に包まれつつ、なりゆきを見守っていた。

「だって、めんどくさいでしょ、染めるの」

 という回答に、思わず「私もー!」とのっかりたくなったよね。そうなのよ。白髪染めって、めんどくさいのよ!

 

 

私も白髪染めをやめていれば

 アレルギーなどの理由で、本当は染めたいのに染められない方々の話もよく伺うし、身近にもそういう方はいらっしゃる。それはお気の毒なことだと思う。

 そんな中「ん、めんどくさいし♪」という理由で白髪染めをやめてしまった私は、この筋では苦労知らずのヒトなのかもしれない。

 だけど、だからって、変な負い目を感じる必要なんてないのだよね。染める・染めない・そんなの、どんな事情があるにせよ、個人の自由なんだから。

「私ね、白髪が多いってずっと思ってて、仕方なく染めてたんです。でも結局、染め続けたことで、白髪も増えたし、毛量は逆に減ったような気がしてるんですよ・・・」

 と訴えていた女性が、件のベリショグレイヘア女性に年齢を問うた。

「85歳です」

 静かに微笑みをたたえながら答えるベリショグレイヘア。

「私、84歳なんです。ひとつしか違わんのやね!」

 こう答えた女性も、見ると茶髪と白髪のツートンカラーで、なるほど実は白髪染めから撤退しようとしてるんだな、という意気込みが見え隠れ。

 そのベリーショートのグレイヘア女性が、なにげに後頭部の髪色は黒いのを見て

「もっと早く、私も白髪染めをやめていれば、黒い部分も残ったのかもしれませんね。毛量も、もっとあったのかもしれませんね・・・」

 としみじみ語る84歳。でも、今気付いて良かったやん! と勝手に思う私。少なくとも私の目には、まだまだイケてるお姉さんに映ったもの。

 と同時に、五十路で白髪染め卒業できたことに、感謝の想いが沸き上がった。

 グレイヘアブーム。ブームって一過性のモノと思われるかもしれないけど、私はそのブームのおかげで、すごくラクに軽やかな気分になれたのだ。

 まあ、大先輩の意見をどう受けとめるかは、ホントに個人の自由ではありますけどね。